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1000名を超える社員が一致団結・AI社長が質疑応答!JBCCグループ2024年度キックオフ【イベントレポート】

「チャレンジ・チャレンジ・チャレンジ」の新年度会社方針に従い、3つのチャレンジに挑戦した2024年度JBCCグループキックオフ。1000名を超える社員を会場に集め、最新のAI技術を活用した全社イベントはいかにして成功したのか?その裏側をご紹介します。


JBCCグループのキックオフとは

年度の最初に、グループ全社員と会社の方向性を確認する一大イベント

JBCCグループのキックオフは、新年度の方針や重点施策をグループ全社員と共有して一致団結することを目的として、毎年4月に実施しています。
昨年度功労者の表彰、社長の東上による全社方針のプレゼン、新入社員の紹介などのプログラムを、毎年さまざまな形態で行う一大イベントです。

今年のテーマは「オープン&フラットなコミュニケーション」

2024年度、JBCCグループは創立60周年を迎えました。また今年は、新しい中期経営計画が策定される年度でもあります。そこで、新年度方針や重点施策の理解をより深め、トップと社員、社員同士双方向のコミュニケーションを推進する目的のもと、コンセプトは「オープン&フラットなコミュニケーション」に決定。現地会場にはなるべくたくさんの社員に集まってもらうことになりました。

会場は東京国際フォーラムB7ホールに決定!

1000名を超える社員を集めるということで、まずは会場探し。本社八重洲オフィスからも近い会場で、地方から集まるメンバーもあまり迷わず来られる場所…と悩んだ結果、東京国際フォーラムB7ホールでの開催が決定しました。視察で訪れた会場はがらんとしていて、本当にここに1000名もの社員が集まれるのだろうか?と少し心配な気持ちにもなりながら、会場レイアウトや演出の方法などを関係各所と打ち合わせし、進めていきました。

東京国際フォーラム
© TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD.
B7ホール内部。ここに1000名の社員が集まります。
© TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD.

JBCCグループキックオフ運営が挑んだ、3つの「チャレンジ」

チャレンジ1:1000人超えの社員を会場に集める!

会場に社員を集めよう、という方向性に決まったのは、オンライン配信では伝えきれない熱量をライブで体感し、会場で一体感を得てもらうため。特に、新年度方針や重点施策は、社員一人ひとりにしっかりと理解を深め、日々の業務で実践してもらう必要があります。そこで、「全社員の半数にあたる、1000名の社員に現地に集まってもらおう!」というチャレンジが生まれました。
今までは主に本社のある東京近郊のメンバーが集まっていましたが、今回は国内はもとより海外からも社員に集合してもらい、より多くの社員が「リアル」「ライブ」を体験してもらえるよう準備しました。1000名の移動となると、出張手配ひとつ取っても大仕事です。数か月前から関係各部署と綿密に連携し、当日に備えました。
また、普段はなかなか本社にくる機会のない遠方の社員向けに、昨年度移転した新本社を紹介する「オフィスツアー」も実施しました。

チャレンジ2:社員の質問に社長がリアルタイムで答える!

「オープン&フラットなコミュニケーション」をテーマに据えた今回、コミュニケーションに軸を置いた企画として採用されたのは、質疑応答をリアルタイムに実施する、という案でした。キックオフに参加した社員の声をリアルタイムにアンケートで集め、最後に社長の東上ができる限りその場で回答することで、オープンかつフラットな双方向のコミュニケーションを実現することに。

チャレンジ3:AIを使った演出をやってみる!

これからはAIがビジネスのキーになる。もっとAIを身近に感じて、活用してもらいたい……隗(かい)より始めよ。まずは、自分たちで使ってみよう!
そんな発想から、今回のイベントではAIを活用するアイディアを模索しました。そしてたどり着いたのが、最先端の生成型AI技術を活用し、人の外見、声、口調、性格などを再現する社長のAIアバター「AIヒガシ」です。

東上にうりふたつのAIヒガシ

AIヒガシの作成にあたっては、事前に東上が約300のサンプル文を音読した録音データや、会社や東上個人に関する様々なデータを学習させ、MicrosoftやGoogle、AWSなどJBCCグループが取り組んできたマルチクラウドのAI技術についてのノウハウや経験をいかしてチューンアップしました。
(技術提供:クリスタルメソッド株式会社

そして迎えた本番当日

当日はあいにくの雨模様。
運営スタッフが会場に到着すると、がらんとしていた会場内にずらっと椅子が並び、中央にはレッドカーペットが敷かれ…圧巻の光景に様変わりしていました。一気に雰囲気が変わり、スタッフにもわくわく感が生まれます。

会場には椅子がずらり、そして中央にはレッドカーペットが!

14:00、いよいよ開場です。
続々と集まってくる社員。会場のそこここで、ひさしぶりに顔を合わせるメンバーや、普段なかなか会えない相手との歓談に花が咲きます。

普段なかなか会えない海外メンバーと記念撮影
座席も埋まってきました

定刻の15:00、無事1000名を超える社員が会場に集まり、キックオフがスタートしました。

オープニングは音と光によるダイナミックな演出で幕開け

東上がステージに登壇し、昨年度の功労者を労い、社員に向けて新年度方針を熱く語ります。

社長の東上(ひがしうえ)が登壇
功労者はレッドカーペットを歩き、舞台へ

ひときわ会場が盛り上がったのは、アシスタントとして用意した「AIヒガシ」の登場でした。東上本人と、東上にそっくりなAIアバターが対話しながら進行を行う様子に、会場から拍手や笑い声が生まれます。

キックオフ終盤、チャレンジのふたつめ、質疑応答の時間になりました。
社員からウェブ上で集めたアンケートに東上がひとつひとつ回答していきます。集まった質問はおよそ70件。すべてに回答する時間はありませんでしたが、このままで終わらないように、すべてに目を通し、今後につなげていくことを約束しました。
そして、壇上で質問に目を通していた東上、ある質問について「AIヒガシに聞いてみようか!」と、急遽AIヒガシが回答することに。

実は、AIヒガシがうまく受け答えできるか、運営スタッフはドキドキしながら見守っていました。AIはその都度呼びかけに対する反応が異なるため、リハーサルをしっかりやっていても、本番でどういう回答をするかはAI次第。当日のリハーサルでもおしゃべりが止まらなくなったこともあり、想定外の質問に、反応しなかったらどうしよう、突拍子もないことを言い出して止まらなくなったらどうしよう、と思っていたのですが、みごと、特徴ある大阪弁で笑いをさそいつつ、的確な回答を披露して会場を沸かせていました。

AIヒガシの受け答えを固唾をのんで見守る運営スタッフ
心なしか満足気な表情のAIヒガシ
AIヒガシの立派な回答に、「がんばったねぇ!」

2024年度方針は「チャレンジ・チャレンジ・チャレンジ」

新入社員も登壇し、「わたしのチャレンジ宣言」を実施

2024年度、JBCCグループのテーマはずばり「チャレンジ・チャレンジ・チャレンジ」!
今回のキックオフを通じて、1000名を超える社員が会場で熱量を感じ、会社方針への理解を深めることができました。また、アンケートを介した双方向コミュニケーションを実施したことで、会社方針を「自分事」としてとらえられた、という声も多く寄せられています。AIヒガシへの評価も非常に高く、社員自らがAIを活用していくための動機付けにもなりました。

JBCCグループは、これまでもAIを活用したサービスを発表してきました。今年度は自分たちでも今まで以上に積極的に、そして実験的にAIを使ってみることで、AIを活用していきたいと考えています。注力事業(クラウド、セキュリティ、超高速開発)×データ&AIに加え、さまざまな場面で業務に役立つAIの活用方法を模索し、お客様へもご提案していきます。


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